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アアルト パイミオ アームチェア 41アアルトがフィンランド パイミオのサナトリウムの設計に携わったときにデザインされたアームチェア。 アアルトにとっては比較的初期(1931年)の作品ですが、かねてから研究してきたプライウッドの曲げる技術の基本形が確立したことが確認できる構造です。 フレームは曲げを繰り返して下部のフィンガージョイントで縫い付けてリング状になっています。 シートもバーチ材のプライウッドで座り心地はもちろん、患者が呼吸しやすいポジションを維持出来る最良のフォルムを形作りました。 バーチ材のナチュラルな感覚とホワイトのシートの組み合わせはとても清潔感のある印象を与えますが、当時ありがちなパイプ製の椅子を排除して人間的な環境を空間にもたらすのに貢献したアアルトの代表作のひとつです。
メーカー:Artek(フィンランド)
デザイン:アルヴァ アアルト Alvar Aalto ___
寸 法 : W60.0cm, D80.0cm, H64cm シートH33cm
素 材 : バーチ(カバ)ナチュラル、ホワイト塗装バーチ
カラー : バーチ/ホワイト
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